ディベート 

12日にパパにお小遣いをもらえますので、課金はそれ以降になります。そろそろ戦争に入っても、12日までチケが持つだろうと思うので、行くようにします。
それ以前に、レベルを少し上げないと大変なので、それを考えると、チケだと無理。

さてディベート。
要するに論戦なわけです。
分かりやすい番組があります。それは大田総理の番組。
あれは、まさに俺が大学でやったディベートと同じ形式です。

ディベートの基本は、与えられたお題に関して賛成と反対に別れ、それぞれが論陣を張ります。
決着はどうつくのかというと、より説得力のあるほうへ軍配があがります。俺の場合、中立の先生が裁定しました。
正しいとか正しくないとかは関係ありません。説得力のあるほうが勝利します。

大田総理の場合、最終的に参加者自身が投票して、それの多数決で勝敗が決まります。勝敗というか、賛成か反対かが決します。

多数vs多数の場合、意思の疎通や戦術的準備はまず不可能です。論陣の張り方も偶然の産物になります。また、大田総理の場合は、別に各人がそれぞれの意見を述べ合うだけで、相手を論破して説得力を殺ぐなどの戦術も必要ありません。

時に攻撃的な人もいますが、それを同じ意見側の人が根本的にひっくり返して、ナンセンスな論述だといわんばかりのことを言ったりもするので、面白いです。


ディベートの場合、良いのか悪いのかあいまいなことで無ければなりません。
たとえば、「生きていくためには犯罪を犯しても良い」
この場合、やむをえないという意見も出るでしょうが、法治国家で許されるものではないという簡潔明瞭な答えがあるので、論戦になりません。

逆に、「金儲けはいいことだ」となった場合、コレは意見が相当に分かれます。こういうのはお題としていいです。

お題の内容についても、それぞれの考えがありますが、それは各自自由で設定できます。
人によっては、純粋な競争原理の中でお金を儲けることだと考える人もいます。ほどほどのお金儲けならいいと思う人もいます。人を出し抜いて儲けることだと思う人もいます。弱肉強食の世界での戦いだと思う人もいます。
これらはお題側は何も決めません。参加者各自が勝手に意味づけをして、各自がそれぞれのスタンスで論陣を張るわけです。

ですので、時には、それ言ったら負けるということを言う人もいます。一気に形成が悪くなって、劣勢を跳ね返すために新しい論述を組み立てることになったりします。

大田総理の番組でも、マニフェストは夢見がちな現実性の薄い内容が多いですが、それはこのためです。明確に良い悪いが決まるような命題だと、話し合いになりません。それは政治の世界です。
明らかな合理性vs利権利潤の保護。
これが腐敗政治の変わらない形です。

一方、大衆迎合に偏り、論理を無視する政治は衆愚政治です。民主党が今まさに、これのスレスレを言っているように見えます。論理政治の場合、時に大衆に非情になることもあります。緩やかな変革を忘れなければそれほど問題はでませんが、小泉さんのときのように、急に沢山変革すると、衆愚政治がデカイ顔をし始めるわけです。

話がそれましたが、ディベートの戦術には、以下のものがあります。これは俺が勝手に名前を付けて編み出したものです。

1、決め付け
2、すり替え
3、パラレルワールド
4、引っこ抜き
5、地雷
6、自爆待ち


下に行くにしたがって、論法としては強いものになります。

1は、最初から決め付けて刷り込みを狙うものです。最初から強論をぶつけられると、慣れてない人はそんなもんかなと思い込んでしまいます。思い込んでしまったら、それが前提で話が進められるので、ずっと相手の土俵で不利に闘うことになります。形としては、無理のある前提に対して、無理のある防御論述を展開して、相手の論陣に巻き込まれて死亡していきます。

2は、不利と悟った場合、問題を似ているようで似てない別件の話題にすり替えることです。摩り替わった話題はすり替えた側に有利なので、それに気がつかないと、不利な論戦を強いられて死亡していきます。
もともと、関連の無い話に巻き込まれていくので、かなり無駄に消耗しますし、それまでの話は「無かったこと」にされてしまうので、全部無駄になります。
論述に基礎設計も、下地作りも、全部敵が行うので、圧倒的に不利です。

3は、簡単に言うと「嘘っぱち」「ごまかし」です。関連があるように見える別の話題を例え話として持ち出し、それを使って話を進めていきます。論点がズレナイので、巻き込まれやすいのですが、基本的に話の内容が主題と関連性の無い場合が多いので、バレると一瞬で終わります。

昔、友達と「日本刀とシャムシールとどっちが良く切れるか」という話をしました。シャムシールというのはペルシャの剣です。
「俺が読んだ本ではこうだった」というところからスタート。んで、俺は「お前の読んだ本は嘘っぱちだ。俺が読んだ専門書ではこうだった」と、ありもしない本の内容で闘いました。
どっちも専門書ですが、内容は全然関係が無いわけです。

これは極端ですが、たとえば全然知らない分野の専門知識を並べ立てられてパラレルされると、こっちは聞くだけになってしまいます。知識量勝負になってくるので、知っていないとギャラリー化されてしまいます。
論述は一方的に行われて、反論するチャンスもありません。説得力の点で完全に負けます。

4、の引っこ抜きは、これまでの1,2,3を、根本から否定することです。つまり、「お前の前提はおかしい、そんな話しはしていないし、お題と全く関係が無い」とバッサリいくことです。
引っこ抜きは、自分の前提の正しさを確信しているか、あるいはその正しさを知っている場合、無敵の戦術になります。
相手の展開した論述が、全て「勘違い」「無意味」になるので、1,2,3の誤魔化し戦術を木っ端微塵にできます。
論点がずれている場合、コレで修正できますし、加えて、喋らせるだけ喋らせておいて粉砕するので、それだけ「矛盾」を暴露させる「6、自爆待ち」につなげられます。

また、引っこ抜きは「前提のすり替え」も出来るので、大仕掛けですり替えを行う感じにもなります。
たとえば、日本刀とシャムシールの話だと「切れ味について」が前提で話を始め、精錬方法や鉄の質についての論戦していたを引っこ抜いて、「きられる対象はどうだったのか」ということから防具の話に切り替え、さらに引っこ抜いて「使い手の技量」という、剣じたいが関係の無いところまで引っ張りました。
最後に、それまでのを全部引っこ抜いて「その地方での主武器」という、どっちが切れるかという前提を完全に無視した話を展開。ぶっちゃけ、ペルシャと日本の主武器がなんだろうと、日本刀とシャムシールの切れ味の比較には関係が無いんです。

5、地雷というのは、一見すると賛同しているような意見や、相手を否定しない意見を述べておきながら、相手がそれに食いついた瞬間、論理展開すると矛盾を生じるんだけど?という釣り針を仕掛けることです。
「なるほど、Aということなんだ」などといっておき、相手が「そうそう、Aということも当然ある」「そうそう、お前がさっき言ったようにAということになるわけさ」などと食いついたもんならシメタもの。

「おいおい、ちょっとまてよ。A→Bになり→C(明らかな矛盾or自己意見を否定)じゃないか」
というような流れを説明して、相手が展開した論述を全部うそっぱちにしてしまう、強力な戦術です。

地雷は分かりにくいので、油断していると踏んでしまいます。しかも、想像力の及ぶ限り仕掛けられますし、時間が経っても生きています。こっちが、仕掛けた地雷を忘れてなければ、ですが。
「シャムシールが切れるのは、ペルシャの製鉄技術が優れていて、堅い鉄が作れるからか。堅いと切れるもんな」
などといっておきます。相手が「そうそう」などといったら、勝ったも同然です。
堅い鉄だと、切れないんです。頑丈なだけ。でも、打ち合うと欠けますし、切れ味もでません。たたらの技術の優秀さとかもありますけど、やわらかい鉄と堅い鉄の組み合わせが重要。

俺はむかついてくると、地雷を仕掛けまくります。1個踏むと次々踏むしかない連鎖爆弾を仕掛けるので、相手は自爆して死亡することが多いです。
厨相手に良く使います。
相手は調子に乗っている上、こっちも相手の調子に合わせて仕掛けるので、気持ちがいいくらい踏んでくれます。

仕掛け方は、続きの部分を隠すと簡単な地雷はすぐ仕掛けられます。FEZのSNSでも1個仕掛けましたが、単に続きの部分を言わなかっただけで設置完了。あとは、予想通りの勝手な想像で発言して、こっちはそれを「なに妄想こいてんの?その後の展開はこうなんだけど?俺がいつそんなことを言った?」と木っ端微塵にするだけ。んーお手軽だわっ。

6、自爆待ちは、ある意味一番簡単です。ほっといても矛盾を露呈するなと分かった時点で、ずっと聞くだけです。「へー」とか「ほー」とか言っておいて、続きを促していきます。すると、結論部分で矛盾が生じます。
「あれぇ〜、さっきこう言ったよねぇ???」とか言っておくと、展開した論述が全ておかしいものだったと、本人に認めさすことができます。こうなると、逃げ場が無いので完勝。労せずして勝てる、最強の戦術です。
途中で相手が矛盾に気がつくと、必死にすり替えとかをやろうとしてくるので、それを妨げつつ続きを言えと促していきます。最終的に、黙り込むかちゃぶ台ひっくり返すかの2択です。


というような感じで、相手を押さえ込みながらこっちが論陣を張っていくわけです。相手も手ごわいやつがいると、あの手この手を使ってきます。地雷は全て回避してきますし、すり替えとか決め付けたりはしません。かなり自制の効いた戦いになるので、緊張感があります。

また、これらの戦術を受け付けない発言方法が1つあります。手出しの出来ないATフィールドのようなものですが、何かというと「率直な感想」です。
印象操作において、これはかなり強力です。ディベートは相手を打ち負かす戦いではありません。その場合、ほぼ平行線で終わるか、負けを認めずちゃぶ台ひっくり返して、終わりです。
ジャッジの裁定を受けて勝利するのが目的なので、説得力を得ることが焦点になります。その点で印象操作はかなり重要です。
ジャッジがいない場合、誰が勝敗をつけるかというと、ギャラリーです。常にギャラリーを意識することが重要ですし、ギャラリーがいない場合、作為的に作ることもあります。
厨相手は黙らせればいいので、楽ですが。


逆にこれらを利用して、円滑で実りのある話をすることが可能です。

すり替えをせず、決め付けず、前提が狂わないように調節し、論点や話題をぼかさず固定し、地雷を作らずオープンに意見を言い、自爆させないように手を添える。

言葉は使い方一つで、良い悪いが決まります。
あー疲れた( ´ω`)

Comments

そーゆー戦術を、男は学ばなければならない。

が、女はなぜか平気で華麗に使いこなす。

あれは何なんですかね?

うーんw
魔性じゃね?w

もともと対応力が男と比べて半端じゃなく高いからね、女は。

男と女では基本的に会話時の脳の使い方が違うらしい。
男は右脳左脳どちらか一方を使い
女は両方を使いこなす
結果女が論理的に展開している最中に感情論を混ぜてくるので
男はそれに切り替えが追い付かず
「何言ってんだ(´Д`)?」となるらしい

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